インテリアのこと

2022/09/12

【購入者インタビュー vol.3】余白のある暮らしを楽しむ、Shieさんに聞くマンションインテリアのコツ

都内に旦那さまとお子さまの3人でお住まいのインスタグラマー Shieさん。2021年の年末に以前の住まいを売却し、新築マンションへ住み替えを行われました。現在は、素敵なご自宅をインスタグラムで日々発信しておられ、美しく配置されたこだわりのインテリアと、すっきりとした印象ながらも統一感のあるお住まいが人気です。今回は、Shieさんにマンションインテリアのコツを伺いました。

 

「すっきり」のコツは余白を楽しむ余裕

 

新築リフォームされたShieさんのお住まいは、ベースにオフホワイト、サブカラーにウォールナット、アクセントにグリーンを取り入れ、落ち着いた雰囲気と北欧のあたたかみが感じられます。

リビング・ダイニングエリア

 

洗練されたお部屋から日々丁寧に暮らしを営まれているのが伝わってきますが、一体どのようにすっきりとした空間を維持していらっしゃるのでしょうか。

Shieさんは、「モノに対する考え方への変化」が現在の住まいに影響を与えていると語ります。

「以前の住まいでは、『飾ることが良いこと』と思っていましたが、この家に住み始めてから、『モノってもっと減らしても良いんだ』と考えられるようになりました。たくさん飾ってしまうと掃除が大変だし狭く感じてしまいます。そこで入居する前に思い切って断捨離し、予めモノの総量を決めて生活するようにしたんです。収納ラックやクローゼットの容量を超えて新しく何かを買いたいと思ったら、古いモノをひとつ処分することを徹底しています。おかげで収納からモノがあふれることはなくなり、管理しやすくなりました」とShieさん。

 

ダイニングエリアからキッチンと子ども部屋を望む

 

敢えて“持たない”選択をすることで、心境にも変化があったといいます。

「モノが少ない分、余白を楽しむ余裕が生まれました。いまは心地よい暮らしができていると思います」。

モノが溢れていると探す時間や片づける時間が意外と馬鹿になりませんし、こころも落ち着かなくなりますよね。勝手にモノが増えていかない仕組みを習慣化させることがすっきりと暮らす近道のようです。

加えて、現在のお住まいを維持するために、ご家族で取り組まれていることもあるのだそうです。

「家族で毎朝やっているルーティンがあって、外出する前に夫と娘も協力して床に何も置いていない状態にするんです。そして外出中にルンバを稼働させてフロアを綺麗にするのが日課になっています」。

 

収納スペース

毎日ひとりで家事全般をこなし続けるのは大きな負担だと思います。

Shieさんのご家族のように、全員で取り組む習慣を身に着けることも余裕を生み出すコツといえそうです。

 

制限があるからこそ工夫できる

 

新居は条件をほぼ満たした新築マンションへの入居が決まりましたが、マンションならではの間取りの制限もあったとのこと。そこで入居前にリフォームを行い、建具やインテリアを工夫して制限を克服されました。

「新築リフォームで壁紙、水回りの床、天井の照明を変更しました。水回りは最近のマンションに多いクッション材が使用されていたのですが、汚れが目立ちやすく掃除も面倒だったのですべてタイルに変更。天井高が気になったリビングは、備え付けのシーリングライトだと重たい印象になるため工事してダウンライトにしました。あとは、リビングを広くするために間仕切りを撤去しています」。

 

手前がダイニングエリア、間仕切りを撤去してリビングを広くしてある

 

リビングにある開口部は当初カーテンを設置される予定でしたが、重たくなってしまうためバーティカルブラインドを採用。お部屋全体がすっきりとして見えますね。

そして、メンテナンスの手間がかかる水回りは、入居のタイミングで業者に防カビコーティングを依頼。水回りの汚れがつきにくくしてもらったそうです。

キッチンの様子

 

マンションだからといって好きなものをあきらめなくていい

 

インテリアは、北欧家具が大好きなShieさん主導で集められているとのこと。

リビングにはルイスポールセンの照明やYチェアといったお気に入りの家具が美しく配置されています。

最近はカールハンセンアンドサンのキューバチェアを新調されたそうです。デザイン性がありリビングに新たな個性が与えられています。

 

家族がくつろぐスペース

 

そして、Shieさんがリフォームの際にこだわった部分のひとつが、キッチンのカップボード(食器棚)。

 

リフォームしたキッチンの黒いカップボード

 

「アスティエ・ド・ヴィラットというフランスの陶器ブランドが大好きでして。店舗を訪れたとき、ブラックのカップボードの上に白い陶器がディスプレイされていたのに憧れ、自宅もそのようにリフォームしてみました。家の中で唯一、オールブラックなんです」とShieさん。

好きなインテリアを楽しめるのも、余白のある空間を維持できるからこそ。

しかし、Shieさんのお話しを伺っていると、マンションならではの制限があるからといって我慢する必要はなく、むしろ制限があるからこそ心地よくすっきりと暮らす工夫を自然と考えられるのではないかと思えてきます。

最後に、Shieさんに今後の住まいづくりの予定について伺ってみました。

「直近では壁を塗り替えようと思っています。また、子どもが小学校に進学するので子ども部屋をちょっとずつ整えていきたいですね。月日が経って、今の間取りと家族の生活スタイルが合わなくなってきたら、またリフォームしてこの家を長く楽しみたいと思います」。

肩ひじ張らずに、「その時の生活スタイルに合わせて家も好きなように変えていく」というShieさんの柔軟な姿勢に、暮らしを楽しむ秘訣を教わった気がします。



IT、不動産、M&A業界を中心に取材・執筆・編集を行う。

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